圃場番号15〜19
有機肥料のみで栽培。農薬の使用は除草剤一回のみ。
※育苗時にタチガレエース液剤(ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル液剤)500倍液を使用。一部無農薬・無化学肥料苗
土作り肥料 = マドラグアノ(有機質リン酸肥料)60kg/10a
元肥 = ボカシ大王(有機ボカシ肥料)60kg/10a・米ぬか10kg/10a
追肥 =クズ大豆37kg/10a、醸造酢モルト(食酢に酒粕、小麦、白米、トウモロコシ等を漬け込んだアミノ酸肥料)
●栽培管理
5月21,22日 田植え 〜坪当たり60株
5月30日 除草剤散布 〜初、中期一発処理除草剤 ストライカー1kg粒剤(カフェンストロール2.1%、シハロホップブチル1.8%、ピラゾスルフロンエチル0.3%)1kg/10a
6月23日 追肥 〜クズ大豆 50kg/10a
7月2日 溝切り、機械除草 〜雑草の多いところを部分的に
8月17,25日,9月5,15日 醸造酢モルト散布
10月1,4日 刈り取り〜乾燥
あきたこまちの苗。一箱110g播き、葉令4.0 |
6月13日のあきたこまち |
6月23日のあきたこまち、追肥にクズ大豆を散布 |
ちなみにこちらが6月13日の慣行栽培あきたこまち。 丈も高く、生育量も多い。化学肥料のパワーだ。 |
7月6日、だいぶ追いついてきた。 |
7月18日、若干丈は低いが、慣行米に遜色なし。 |
ところが7月後半からの低温。出穂が遅れた。 8月8日、例年なら頭を垂れはじめる頃、未だ花盛り。 |
出穂直前の低温の影響で、穂先が白く退化した「白ふ」 |
出穂直前の低温の影響で実を結ばない不稔籾がかなりある。 9月12日実が入り深く頭を垂れる穂から、不稔のため浅く垂れた穂まで様々。 |
飴色のあきたこまち玄米。 |
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