NO.19 平成14年3月22日号 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃 〃       ◇ 農 村 ノ ス ス メ ◇        〃 〃                〜電気農場の日常より 〃 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃  どーも、ご機嫌いかが?よーすけどんです。生まれも育ちも山 形県新庄市。生粋の農村生活者であるワタクシが、農家の日常、 悪戦苦闘の有機農業の実態、その他農村生活の真実をリアルにお 伝えしていきます。            *  *  *  春!春です、春。田んぼの雪が見る見る融けていきます。ホン トに。  朝、田んぼを真っ白く被っていた雪が、夕方には水になり空の 色を映しだしています。  いやー、ほんっとに気持ちがいい!    ※もくじ※ 【1】農村生活 新庄編・・・続・バイオマスってなんだ?? 【2】電気農場のお仕事帳・・ついに仕事が始まった 【3】直売所のひとこと・・・お米の表示 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃 【1】農村生活 新庄編・・・続・バイオマスってなんだ??  毎週水曜日、四回にわたり、神奈川環境会議代表の長田邦彦氏 を講師に迎え行われたバイオマス学習会。  第二回目は木質バイオマス。(都合で参加できませんでした)  三回目は農業関連のバイオマス利用について。  自然エネルギーの有効利用ですから、当然農業にも関わってき ます。中でも興味を引いたのが、スイートソルガム(サトウキビ の一種)を原料にしたアルコールの製造。そいつで、車を走らせ ようって話。  ガソリンよりも排ガスの少ないクリーンな燃料。ブラジルあた りでは、このアルコール自動車、かなり走っているそうです。  減反や耕作放棄で荒れた田畑でこれをやれたとしたら、まさに 新庄・最上は新しい油田地帯になるかも。  最終回は早稲田大学/玉川大学教授の大友俊允先生の講演で す。  いやはや、大友先生のお話ときたら・・・。  OHPを縦横に駆使され、シリアの砂漠の話から、中国の話、種 子島の話、植物の話、土の話、炭の話、微生物の話。日本の経済 の話から外交の話、ムネオちゃんの話まで、一時間ちょっとの時 間の中で、目が回るほどです。  いや〜、私のようなスローな脳みそでは「あれ?頭の中を何か が通り過ぎていったような」ってかんじでした。  でも、大友先生の新庄バイオマスセンターにかける意気込み が、ひしひしと伝わってきました。 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃 【2】電気農場のお仕事帳・・ついに仕事が始まった  今年は雪の消えるのがホントに早い。ってわけで17日に種籾 の塩水選をしました。  比重の重い塩水に浮いた未熟な種を取り除くわけです。  去年は温湯による種子消毒の後にやって、特に問題もなかった のですが、どの資料を見ても「塩水選が先」って書いてありま す。そんなわけで今年は先にやりました。  温湯消毒は種が乾いた状態でやらなければならないので、小屋 の中に広げて乾かしてます。  塩水選後、一時間以内に温湯処理するなら濡れた状態でも悪い 影響は出ないってことで、一番無難なようですが、それだと一日 じゃあとても終わらない。日曜日にちょっと、ってわけにはいか ない。  来年はなんとか知恵を絞って段取り組んで、その方法でやって みようかな。 〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃 【4】直売所のひとこと・・・お米の表示  先日農水省の外郭団体?の方が、有機表示の調査で見えられま した。有機の表示よりはお米の表示が間違ってるっていわれまし た。  一様必要な事項はすべて表示しているつもりだったんですが、 決められた書式で(お米屋さんやスーパーの米袋の裏にあるあ れ)12ポイント以上!の文字で表示しなければいけないとのこ と。ナンジャソリャ。 そもそも産直にそんな表示が要るのかって気もしますが、数々の 偽装表示が問題になっている昨今。そんなことも言ってられない かってことで、その通りに作ってみたのですが・・・。  印刷はコストがかかる。そこでパソコンのラベルシールで作っ たんですが、なにせ12ポイント、ぎゅうぎゅう詰めになってし まい、ちょっとわかりづらいかな。            *  *  *  あ〜〜、花粉症です。杉です。雪解けも早ければ、花粉の舞う のも早いです。  苦しいいー、ダレカタスケテー。                       〜よーすけどん             http://www.ic-net.or.jp/home/yo-w/