今の日本は2人に1人が癌になるんだそうです。最近のテレビではガン保険のCMや、ガン検診の受診を促すCMがやたらと流れます。
つい10年前は癌ってもっと特別な怖い病気としてとらえられていたと思うのですが、2人に1人が癌に罹る日常がまるで当たり前のことのように、みんな平然と受け止めています。ほんとうに日本はどうなってしまったのでしょうか。
保険や検診は癌を防ぐためのものでは無く、罹ってからどうしようかというものです。10年前ならともかく、2人に1人が癌になるというのに、病気になってから治療すればなんの問題も無いとみんな考えているのでしょうか。
治療がうまくいって病気を取り除いたとしても元には戻れません。日常において何か大事なものが失われているはずです。
癌になる原因はなんでしょう。原発事故でばらまかれた放射能の影響でしょうか。食べ物に含まれる添加物または残留農薬でしょうか。あるいはパソコン、スマホ、ハイブリッド車、IH、電子レンジなど、身の回りにあふれる電磁波の影響でしょうか。
不規則な生活習慣、それともウィルス。もしかしたらそれらすべて?
こうなるともうどこから手をつけたらいいのか途方に暮れてしまいます。
放射能の影響は癌だけではありません。心臓や脳血管の病気、糖尿病をも引き起こすともいわれています。
放射能だけでなく、身の回りには毒があふれ、癌に限らずもはや病気が増えるということを前提として社会が動いています。
それらの毒を全部を避けることなんてとても不可能です。だからといってあきらめて毒とともに暮らす社会を受け入れ、平然と暮らしていいくことがなんだか納得できません。
病気になったときの備えも必要かもしれませんが、まずは健康でいるためにどうすればいいかということを考えるべきではないんでしょうか。
今の日本では健康より経済が優先され、生活していくために一番大事な部分が後回しにされているような気がします。
できるだけ健康で暮らすためにはどうしたらいいでしょうか。
社会から毒をなくすことはとても難しいことです。その間も毒にまみれて毎日生きていかなくてはなりません。
まず手っ取り早く出来るのは、健康を害する危険なものをなるべく遠けるか、体の免疫力を高めていくか、規則正しい生活を続けるとか、それくらいでしょうか。
今の日常ですべてをクリアするのは無理としても、やれることはいくらでもあります。
毎日の食という面で、自分の仕事がその一端を担えるとしたら、とてもやり甲斐を感じます。今年もそうやって一年頑張っていこうと思います。
〔 戻る 〕
●http://www.denkinojo.com/