波乱の令和5年をなんとか乗り切りました。
食品から生活必需品、光熱費などの天井知らずの値上げ、もちろん農業生産に必要な資材や経費、燃料費も全部値上げです。加えて前年の収穫がかなり少なく、乏しい懐から絞り出すように費用を捻出し、なんとか一年を乗り切りました。
そんなこんなで七転八倒しているうちにも処理しきれない放射能を含んだ水は海に放出され、戦争は終わるどころか新たな戦争が始まりました。
望んで人を殺したいと思う人はそうはいないと思うのだけれど、それでも殺し合わなければならないのでしょうか。普通の生活を送っていた人々に殺人を強要する「国」というものの恐ろしさを感じます。
戦地で望まぬ人殺しを毎日繰り返している人々がいて、その人達の心を思うと胸が締め付けられます。世界は一体この先どうなっていくんでしょうか?
田んぼは現状減反で面積の半分しかお米が作れません。それに合わせて増やしてきた野菜畑は少しずつ収益が上がるようになってきました。反面農作業が多岐にわたって雑穀のほうの作業に手が回りきらなくなってきました。
人手を頼めばまた出費が増えるし、どうすればいいかがこれからの検討課題です。
目の前には厳しい現実が広がっていますが、ちょっとずつ前に進んでいる気はします。
実践しながら一つ一つ課題に取り組んでいこうと思っています。
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