*10月のお仕事日記*

遅れた稲刈り
 今年はどうも後半になってサッパリ登熟が進まない。青い籾は青いまんま。
 それでもいつまでも待っていると先に熟した籾の品質が落ちてしまうので、キリのいいところで刈り取りました。いつもよりだいぶ遅い刈り取りです。

ササニシキ
10月10日のササニシキ。だいぶ登熟が進んだ
さわのはな
10月10日のさわのはな。けっこう稔ったけど、青い籾も多い。
コンバインの中を掃除
別の品種を刈る前に機械の中に残った籾を全部取り出します。
かなり面倒。
稲刈り
キリのいいところで刈り取り。

自然乾燥
 雑穀や豆類は自然乾燥。稲刈りの合間に刈り取れるくらいの量だと機械は使えません。
タカキビ
タカキビ
モチアワ
モチアワ
黒米
黒米
小豆
小豆

大豆・小豆
 大豆は雑草に埋もれた割にはいい稔りが期待できそう。
 白小豆はだいぶ晩生で刈り取りも遅い。何とか10月中に終了。

大豆(タチユタカ)
10月10日の大豆
白小豆
10月30日白小豆刈り取り

稲刈り後
 稲刈りで終了ではありません。刈った籾は乾燥・籾摺り・選別を経て農協で検査されます。機械の後かたづけも大変。
 黒米は手刈り、天日乾燥、人力で脱穀と手間のかかることばっかりやってるなあ。
籾摺り・選別
籾摺り、選別作業
コンバイン整備
稲刈り終了後、コンバイン整備。スミのスミまで丁寧に。
ハウス内で乾燥
黒米は自然乾燥。
人力!足踏み脱穀機
足踏み脱穀機。

アワ、小鳥が食う
 今年は思わぬところから注文が。小鳥の餌としてアワの穂が欲しいと。
 聞けばアワの穂はほとんど輸入物で、農薬の汚染が心配とのこと。あのちっちゃい体ですから、やっぱり人間以上にデリケートなんでしょう。それにしても飼い主の方たちの熱心さには脱帽です。

刈り取ったアワ
自然乾燥したアワの穂
アワの穂
穂だけを切って餌用に


早く稲刈りの終わった田んぼは切り株から伸びた「ひこばえ」で真っ青。

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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