*11月からのお仕事日記*

大豆
 今年の大豆の刈り取りは順調にいきました。若干収量は少なめですが良い豆が出来ました。と、これを農協の施設で乾燥・選別してもらおうと思ったら、機械が大きすぎて、農家一軒分の豆だけ乾燥するって事が出来ない!他の生産組合にも頼んでみたけど、どこも大規模化していてやっぱりムリ。他の大豆と混ぜるわけにもいかないし、仕方ないんで家で天日乾燥となりました。選別も昨年同様古い選別機を借りてきて家でやりました。
 個人でやる大豆作りってものたいへんだけど、大量生産しないと採算が合わない大豆作りってのもたいへんだろうなあ。
 今年は雪が遅く、晴れた日が多かったので、割と早く乾燥しました。

11月7日
11月7日、刈り頃の大豆
コンバインで刈り取り
11月9日、刈り取り
選別機
選別
天日乾燥
ハウスで天日乾燥

小麦
 今年も小麦を播きました。これは趣味みたいなもの。うちの地域では気候の関係で、商売として成り立たせるのは難しいだろうなあ。
小麦
畝を高くしないと雪解け水で溶けてしまう。

田んぼの作業
 今年の晩秋は暖かくて雪もサッパリ降らない。おかげで普段出来ない外作業が、けっこう出来て助かる。それでも寒いし、日が短いんで、あんまりはかどらないけどね。

秋起こし
秋起こし、天気の悪い年は出来ない。
轍の水抜き
稲刈り時の長雨で田んぼは轍がいっぱい。溝を掘って水を抜く。

脱穀、脱穀
 雑穀、豆類の脱穀作業。冬の間の〜んびりやろうと思っていたら、お客様方に急かされて、忙しい忙しい。どれも手作業だからなかなかはかどらないし。ほんと、猫の手も借りたい。
黒豆脱穀
黒豆、青豆、タカキビは足踏み脱穀機で脱穀。
黒豆サヤ選別
サヤの選別。家庭用品でけっこう使えるものが。

小豆や雑穀はたたいて脱穀。
ノスタルジックやなー。
小豆唐箕選
唐箕選。風を送って殻やゴミを取り除きます。
芒取り機で殻取り
タカキビやモチキビは稲の芒取り機も使います。
アマランサス選別は大変
アマランサスは粒が細かいので大変。目の大きいのや小さい笊で何回も選別して、唐箕選をして、手作業でゴミを選別。

イタチ!
 朝、作業小屋の前にイタチがひっくり返っていました。死んでいるのかなと足でつついてみると、ヒョコヒョコ逃げていきました。そうか、家のアイガモを食っていたのはこいつだったのか。オレが食うはずだったアイガモを…。カモにしてみたらどっちでも同じ?
 命の循環、命の行く先、考えると切ないなあ。
イタチ

アイガモは…
 例年のごとく、アイガモちゃんは肉になります。いつもの年だと自分でさばいて肉にしていたのですが、今年は宮城県宮崎町の処理場に委託することにしました。というのは、来年害虫対策として、アイガモ田をもうちょっと増やそうかと考えていまして、そうなると自分でさばききれないなあと思い、今年試しに委託してみました。
 きれいに真空パックされ、カチンカチンに凍った鴨肉を見たら、なんだかまた切なくなってきました…。
かもかも倶楽部
食肉処理場、プレハブのこぢんまりしたところ。
アイガモ供養塔
そばにはアイガモ供養塔。
アイガモ肉 残ったアイガモ
きれいに真空パックされたアイガモ肉と、残しておいたアイガモ、命の行く先はいろいろ。

根雪
今年は雪が遅かった。12月後半、やっと根雪です。

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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