*9月のお仕事日記*

稲刈りです。
 9月半ば、いよいよ稲刈りです。8月前半の低温で時期が少し遅れるかな、と思っていましたが、その後天気も持ち直し、早生の品種は結構早く実りました。
 しかし晩生の品種はちょうど出穂期に低温が重なったため、穂が出るのが遅れ、青米が多く例年より遅い刈り取りになりました。


9月10日のあきたこまち。意外に早く実りました。

こちらは9月10日のササニシキ。まだぜんぜん青くて、刈り取りはずっと先です。

9月14日稲刈りをはじめました。

品種が切り替わるごとに機械に残ったモミを取り除きます。結構面倒。

9月30日のひとめぼれ、やっと刈り取りできます。

籾摺りです。
 刈った稲は機械で乾燥したあとに、籾摺りという作業をします。籾ガラを剥いて玄米にする作業です。さらに選別機にかけて、玄米と未熟米、クズ米を選別します。これが終わらないとほんとの収穫量はわかりません。
 けっこう収量が出そうだったひとめぼれなどは、くず米や青米が出るは出るは、思っていたよりも、かなり少ない収量でした。やっぱりあの低温が響いたかなあ。


乾燥が終わった籾を籾摺り機に入れます。
二つの回転するゴムローラーの間を通ると籾ガラが剥けます。

剥けた籾は揺動板に投入されます。

ゆっさゆっさと揺れる揺動板に流すと、剥けた玄米と籾ガラに選別されます。

玄米は選別機へ。

くず米や未熟米をより分けて玄米を袋詰め。

はいできあがり。飴色のあきたこまちの玄米です。

キビ刈りです。
 稲刈りの合間を縫ってキビ刈りです。今年はスズメの食害も少なく、穂が重たげに頭を垂れています。こちらは自然乾燥。


まさに、たわわに実ったって感じです。

刈り取った後、しばらく乾燥させます。

  〔 4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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