*5月のお仕事日記*

肥料体系
 今年は肥料体系を少し見直しました。
 今までは雑草の抑草効果をねらって、クズ大豆や米ぬかを使っていたのですが、どうも家の気候・土地柄では、巷でいわれるような効果が出にくい。肥料としてはかえって使いにくい面もあるし、どうも生の有機物が害虫を呼び込むのではないかといった疑いもあります。
 そんなわけで今年は、昨年試験的に使ってけっこうよかった『バイオノ有機』を中心に施肥体系を組みました。どうなるか。
バイオノ有機
有機肥料・バイオノ有機
マドラグアノ
有機質リン酸肥料・マドラグアノ
肥料散布
肥料散布

田起こし・代かき
 5月は気温が低いながら、いい天気がだいぶ続いたので、田んぼの作業がはかどる。
 さらに、大雪だったせいか地下水が豊富。家の田んぼはほとんど地下水のポンプアップ。いつもの年は水が少なくて、なかなか代かき作業が進まないのに、今年はやりたいときにやりたいだけ作業が出来る。何とも愉快。

畦塗り
畦塗り作業。
畦から水が漏らないように、機械でカチンカチンの固めます。
田起こし
田起こし。天気がよくて作業がはかどる。
地下水ポンプアップ
地下水がどんどんあふれる。
代かき
代かき作業も思うがまま(^O^)

今年の苗
 今年はなんだか寒い日が多かった。なにせ毎日最低気温が5℃とか6℃。おかげでなかなか丈が伸びないし、葉っぱの進み具合も例年より遅れ気味。
 有機の苗は冷気に当てて強く育てるとか、プール育苗では成長点が保温されているので、霜が降りても問題ないとか言われているけど、やっぱり限度ってものがあるんだね。寒い土地にはその土地なりのやり方に変えていかないと。
育苗ハウス
種も無農薬、床土も無農薬のせいか、けっこうスズメの食害がひどかったな。
プール育苗
水を張って苗を育てる「プール育苗」。根っこの張りがよくなる。
苗枯れ
低温が続いたせいが、障害が出て葉っぱが枯れてくる苗もあった。
ササニシキの苗
丈もいつもの年より短め。

田植え!
 大雪で春の作業が始まるのは遅かったけれども、田植えは例年通り同じ時期。慣行米、減農薬米を植えて、数日おいてから有機米の田植え。その間に雨があったけれども、田植え中は毎日晴れ。ラッキー。

田植え前の田
田植え前の田
田植え準備
苗を並べて田植えの準備
田植え、快晴
田植え、快晴

ハトムギ
 小麦が枯れてしまった!ってことで、その畑にハトムギを播きました。
ハトムギは湿害にも強いっていうから、他の作物の植えられないところに作れるんじゃないかと期待している。
ハトムギ

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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