*〜4月のお仕事日記*

大豆・雑穀
 冬の間のお仕事です。ハウスの中で脱穀したり選別したり。
 大豆は思いのほか苦労しました。
 湿った状態で刈り取ったので、サヤが選別されずにだいぶ残りました。それをより分けて叩いて脱穀。唐箕で選別して・・・。選別機にかけたのはもう2月の半ば。

タカキビ脱穀
タカキビの脱穀。
足踏み脱穀機
足踏み脱穀機で手作業です。
大豆乾燥
乾燥終わった大豆を・・・
サヤを選別
ふるいでサヤを選別して・・・。
選別機
最後に選別機。
出来上がり
だいぶ目減りした。皺豆が多いなあ。

今年も雪が
 今年は冬の訪れが早い割に雪は去年ほどではないなと思っていたら・・・。
 一月半ばからどんどん積もってきて、最終的には去年よりちょっと多いくらいの大雪。気温も低かった。でも去年の大雪でだいぶ慣れたので、精神的には余裕でした。

犬は喜び・・・
雪に埋まる
ハウスもすっかり雪の中
ハウスを掘り出す
ビニールを剥がしたハウスの骨組みを掘り出す。
除雪機で
家の前もだいぶ雪が積もった。でも3月が暖かくて見る見る融けていった。

種準備
 雪解けとともに種も準備。あきたこまちは地元産を購入。ササニシキ、さわのはなは自家採取。
 塩水選、温湯消毒とすっかり慣れた作業。ところが、今年は3月が春みたいに暖かかったのに4月になったらいきなり真冬に逆戻り。雪の積もる中の作業になってしまった。寒い!
あきたこまちと天日塩
あきたこまちの種と天日塩
芒取り機
自家種は籾の芒をとってから。
塩水選・温湯消毒
外は雪・・・
温湯消毒機
60℃のお湯に漬けて種籾の殺菌。


吹雪!!
4月6日、吹雪になる!!

床土。pH!
 種籾の次は苗の床土の準備。pH検査試薬を買ってきて、去年の床土を調べてみたら、なんとpH6もあった。床土の適正pHは4.5〜5.5。去年の苗の障害は低温ではなくこれが原因だったか!
 床土を近所の山土から市販の培土に替えたので、pHが狂ったのか。培土のpHが5.5位なので、今年はpHの高い炭を入れずに培土とピートモスだけを配合。5.0くらいに調整。

pH測定
pHを試薬で測定。去年の床土は6.0位あった。
ブロック状のピートモス
ピートモス、水苔が堆積した泥炭です。
機械で細かくほぐす
ブロック状のものをほぐして。
あらかじめ水を馴染ませるが・・・  玉になってダメ
 これがまたすごく水をはじくのでポリ袋に水と一緒に入れて馴染ませておいた。これで準備万端、と・・・今度は土と混ぜると玉になってよくない。試しに乾いたピートモスを土と混ぜるとき一緒に水を入れてみたら、きれいに混ざった。
 うわ、無駄な仕事をしてしまった。

苗作り
 4月はほんとに寒かった。とくに種まきの日、17日と20日には雪が降った。信じられない。
 種を播いたらすぐビニールハウスに並べる。
どうもハウス西側(写真でいうと左側)の端の列が、風の具合かなかなか芽の伸びが遅い。そこで、大きいハウスは全体に東寄りに並べ、小さいハウスは芽が出揃うまで保温シートを被せた。念のため夜はストーブを焚いた。効果あったか?

種まき機
雪の降る中種まき。まさか。
薄撒き
機械で整然と
小さいハウス
小さいハウスは保温シートを被せ
大きいハウス
大きいハウスは東寄り(→)に並べた
ササニシキの苗
芽が出始めた。

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

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