*8月のお仕事日記*

8月はほとんど太陽が顔を出さなかった7月がウソのように
暑い夏になりました。

悪天候の後、出穂は
 7月の悪天候で、梅雨明けが8月にずれ込んだ。穂が出る時期に大雨が重なるんじゃないかと心配していたけれども、稲自身がうまく調節したみたい。いつもの年より一週間ほど遅れたものの、梅雨が明けてから穂が出始めました。自然の驚異だ!
ただこの遅れが実りにどう影響するか・・・。

穂を出し始めたあきたこまち
8月3日 やっとあきたこまちの穂が出始めた。
あきたこまち出穂
あきたこまち、本格的な出穂は7日、平年より一週間遅れ。
黒米出穂
黒米の出穂は8月11日頃
黒米・朝紫
黒米はササニシキの圃場の片隅に。
ササニシキ出穂
ササニシキ、さわのはなの出穂は13日頃。
やっぱり一週間くらい遅い。

畑順調
 稲に比べ畑の方は順調。大豆も小豆も雑穀もきれいな花を咲かせはじめました。
黒小豆
黒小豆はどんどんツルを伸ばす。
大納言
大納言の黄色い花。
大豆
大豆も順調。
白小豆
白小豆は去年より生育旺盛。
アマランサス
アマランサスも花穂を伸ばしはじめ
モチキビ
モチキビも穂を伸ばす。

コナギの威力!
 毎年少しずつ増えてくる雑草コナギ。アイガモ田はぜんぜんでていなかったのだが、7月末にアイガモを田んぼからあげたら、一成に芽を出し始めた!
 見る見る間に成長していく!生命力の強さには空いた口がふさがりません!
8月はじめ
8月はじめ、芽が出始めた。
8月半ば
8月半ば、どんどん繁殖していく。

稲を見に行
 8月21日、近所の石井君と庄内で行われた有機稲作の研修会に参加。
 毎年いろんな所に行って、いろんな田んぼを見るけれども、一番感じるのは土質の違い、気候の違い。
 結局有機農業は自然の力に頼った農法だから、その土地に合ったやり方が他の土地でもうまくいくとは限らない。結局はそれぞれが自分で作り出していくしかないんだなあ。

有機田視察
有機の田んぼを見る。
ブナ林
ブナ林で土着菌を採る。

畑がだんだん。
 あれ、畑がおかしいぞ?
 あれだけ順調だったのが、8月後半になって、一気に雑草に飲み込まれていった。雑草の生育も順調だったわけだ。
 背が高くなる雑穀畑は雑草も少ないけれど、大豆や小豆はまるっきり雑草の下に埋もれてしまった。
 こりゃ大変ってので、鎌を持って、暑い中雑草刈り。雑草の勢いにさっぱり追いつきませーん。雑草対策で肝心なのはタイミング。今年はタイミング外したなあ。
大豆畑
大豆がタデで埋まっていくぅ
大豆畑除草
鎌で刈り取り。難儀、難儀。
黒豆・青豆
例の、問題の畑は青豆、黒豆はけっこう順調に育ったけれども、ハトムギ、タカキビはサッパリ。この畑は豆類しかダメだな。
小豆畑
小豆畑は雑草の下。刈り取りが大変。
モチアワ
モチアワは順調。雑草には負けない!
モチキビ・アマランサス
モチキビは8月末の大雨で一部倒伏してしまった。生育が良すぎたか。
後ろはアマランサス。順調。

乾燥機を
 8月後半、新しい乾燥機が到着。熱気がこもる作業小屋で組み付け作業。遠赤外線を照射して乾燥させるタイプ。天日干しのような効果があるとか。
乾燥機組み立て
組み立て開始。
作業小屋加工
二階もいろいろと細工して。
完成
完成!
遠赤外線式乾燥機
遠赤外線式だ!

ツーリング、能登、白川、五箇山
 8月末、仕事、一段落して、遊びに。能登の方にツーリングに。
 能登半島だけぐるっと回ってこようと思っていたのが、はじめ白川郷に一泊して、輪島に一泊して、また戻って五箇山・相倉集落に一泊してと、あっち行ったりこっち行ったりの旅に。
 日中の暑さは新庄と変わりないけれど、夜はけっこう気温が高かった。新庄では窓を開けて寝ると肌寒いくらいの時期だけど、窓開けて扇風機つけっぱなしで寝ても平気だったな。
 五箇山・相倉集落はとくに気に入りました。
白川郷
展望台から白川郷を望む。百棟余りの合掌造りが残る。
茅の葺き替え
茅の葺き替え中。
合掌民宿。文六
泊まった合掌民宿・文六
能登島にて
能登では海岸線まで田んぼが。
白米の千枚田
稲刈りも早い。
白米の千枚田
白米の千枚田。小さな田んぼが
白米の千枚田
山から海まで続く。
白米の千枚田
理屈抜きに、こりゃすごい。
五箇山・相倉集落
 五箇山・相倉集落。山に囲まれた小さな集落。白川郷と違って地元の人が自然体で普通に生活している感じがして、何とも居心地が良い。
合掌民宿・五ヨ門
泊まった合掌民宿・五ヨ門
合掌民宿・五ヨ門
三十畳以上ある二階の大部屋に一人で。


合掌民宿・五ヨ門
のんびりと、命の洗濯です。ハイ。

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