*10月のお仕事日記*

稲刈り・籾すり
 あきたこまちは早生品種で稔るのも早い、ササニシキは少し遅いので、少し間をおいて。さわのはなはもうちょっと遅い。というか、稔っているんだけれども、もうちょっと置いた方がいいかなといった判断で刈り取りを遅らせた。
 刈り取ってみると、ササニシキは少し少なめだなといった感じ。さわのはなはササニシキより少し多いかなといった感じ。
 籾を剥いて玄米にしてみるとこれが・・・。ササニシキはイモチ病の影響で、くず米としてはじかれる米粒の多いことといったら。背筋が寒くなるほど。ああ、ムズカシイィ。
 一方さわのはなは割とイモチ病の影響は少なく、天候に泣かされた割にはそこそこの収穫が得られた。

さわのはな
刈り取り前のさわのはな
籾摺り機
籾摺り機、もみ殻を剥いて玄米に。
籾摺り機から選別機へ
玄米を選別機に。
選別機
選別機で玄米とくず米に分ける。
くず米
ササニシキのくず米の多さといったら。

雑穀は
 晩生の稲の刈り取りが始まるのに間が空いたので、雑穀刈りははかどった。今年のアワはあまりスズメに食べられていない。去年作った畑の隣の畑なのに、どうしてなんだ?スズメの気持ちはサッパリわからん。
 タカキビ、ハトムギ、黒豆、青豆を植えた畑。黒豆、青豆は順調に育っているのに、タカキビ、ハトムギはサッパリ。まあ、去年のアマランサスよりはだいぶマシだけれども・・・・この畑、どうしたものかなあ。
モチアワ
しっかり稔った餅粟
モチアワ穂刈り
手刈りです。
ハトムギ
ハトムギ、なんとか育ってはいるけれど、中身が入らない実も結構ある。
タカキビ
タカキビは所々育った、残りは雑草に埋もれた。ああ。

小豆が、大豆が
 小豆の刈り取りはだいぶ難儀。ここまで雑草が育つとは思ってもみなかった。収穫半分、草刈り半分といったところ。
 大豆は稲刈りが終わってから雑草取りを再開。こっちも伸びたなあ。なんとか中旬には作業終了。後は刈り取りを待つばかり。
白小豆
白小豆は順調。晩生なので刈り取りは10月末。
大納言
大納言。収穫半分、草刈り半分。
収穫後の小豆畑
収穫後の小豆畑、雑草との格闘の後が。
大豆畑
大豆畑、草取り終了。
収穫前の大豆
葉っぱを落として、刈り取りを待つばかり。

だらけてるなあ
ぐてぇ〜
  
黒米を
 手刈りした黒米はハウスで自然乾燥して、足踏み脱穀機で脱穀。人力がものを言う!遊びじゃないよ、大マジです。
黒米自然乾燥
ハウスの中で自然乾燥。
足踏み脱穀機
足踏み脱穀機。
遊びじゃないぜ!
脱穀した籾をふるいで選別して。

堆肥が
 出資している農業法人、新庄最上有機農業者協会で作っている堆肥。木材チップと食品残渣が主な原料。雪が降る前にと、山ほどもらってきました。
 有効菌を入れて、完熟させているんだけれども、材木の屑がだいぶ分解されず残っているので、田んぼには無理だなあ。畑用だな。
堆肥
堆肥を山ともらった。
堆肥
完熟堆肥。
堆肥
中には白い菌糸が。


10月も末になると日が短くなったのを実感するようになる。
11月になれば晴れる日も少なくなってくる。
日が沈むのがなんだかもったいなくなってくる。

〔 〜4月5月6月7月8月9月10月11月〜 〕

index入り口へ